ソフトウェアレビュー会議の記録、どうしていますか?
ソフトウェアレビューの記事がatmarkitに掲載された。記事は連載の予定で、初歩的なところからだんだんと高度になっていく予定だ。タイトルは「“確実な記録”こそが、品質・コストに貢献する」。連載の1回目になる。記事はここに掲載されていく。
1回目は初歩的なミスではあるが、下のようなことが起こっていれば今回の記事は役に立つだろう。
逆に「また書きものの話か。。」と思われる方には、おそらく今回の記事はあまり役には立たないだろう、次回以降より高度な内容になった時点でご覧いただきたい。
レビューアA 「あれ? そこ、タイムアウトしたときの処理を1つ追加してほしいってレビューで指摘したつもりだったんだけど……」
修正担当者 「そんなのありましたっけ」
レビューアA 「記録を見てごらん」
修正担当者 「手書きのメモしかないんですが……書いてないですね」
レビューアB 「うーん……。僕もそのタイムアウトの件では、『ほかとの整合性が取れるように、そろえてほしい』といったように記憶している。それがつまり『処理を追加してくれ』という意味だったんだけど」
修正担当者 「……書いてないですね。でもBさんの指摘は確かにメモがあります。ただ、『そろえてほしい』というのは、その直前まで話していた“タイムアウトした際のエラー画面のレイアウト”についてだと思っていました」