2008-01-01から1年間の記事一覧

他人に指摘されるより自ら省みることを助けてくれるツールが欲しい

本エントリはオルタナティブブログの2008/9/4で公開したものを改変したものである。 - ソフトウェア開発に携わり、周りから職人と称される複数のエンジニア、自身の技術をとても大切にしている複数のエンジニアから聞いた話。それなりにニーズがあるのではな…

Agile contract(アジャイル コントラクト)に関する2件の講演のまとめ

本エントリはオルタナティブブログの2007/6/13, 2008/3/13で公開したものである。 - □ ICSE2007での講演 by Mary PoppendieckICSE2007のセッションの1つで、agile contractsの例としてトヨタとサプライヤの良好な関係について語られていた。トヨタがbest con…

プロジェクトルールやプロセスでどこまで開発メンバを縛れるか?

本エントリの元ネタは2007/8/23にここで公開したものである。 - ここ半年くらいいろんなところで話題になっていて気になっていることがある。決め事、プロセス、プロジェクトルールでどこまで一定の品質、コスト、開発期間を守れるかということである。たと…

Protocol Buffersで不毛な議論をなくそう!

本エントリは2008/10/27の元ネタはここで公開済みのものである。 - Protocol Buffersという通信用フレームワーク、ミドルウェアをご存じだろうか。Javaや他のオブジェクト指向プログラミング言語のライブラリに出てくるストリームの概念を実装したフレームワ…

修正コードをもとに類似のバグを検出する技術

本エントリは2007/7/3にここ、2008/10/13にここで公開済みのものを加筆・修正したものである。 - コーディング、テストにおいて、バグを見つけたら修正して修正箇所の確認と想定できる範囲内の回帰テストを実施するのが普通だろう。修正箇所が1箇所だと言い…

Appleのデザインプロセスに学ぶ - テクニックにこだわりすぎて目的を見失う・他者への配慮をなくす

本エントリは2008/8/11にここ(オルタナティブブログの私のエントリ)で公開済みのものを加筆・修正したものである2008年3月くらいに、businessweekのアップルの設計プロセスの記事を読んだ。記事にある「Paired Design Meetings」というのを読んでビビっと…

バグ票の公開範囲を広げて起こったこと

本エントリは2008/3/31にここ(オルタナティブブログの私のエントリ)で公開済みのものを加筆・修正したものである - テストの一部を委託し委託先から1週間単位でレポートを提出してもらっていたものを、バグを見つけ次第委託元のバグ管理システムに直接入力…

クラウドコンピューティングのためのソフトウェアメトリクス - salesforceの事例から -

本エントリは2007/6/8にここ(オルタナティブブログの私のエントリ)で公開済みのものを加筆・修正したものである - salesforceはもう説明の必要もなくなってきているのではないかと思うが、クラウドコンピューティングのリーディングカンパニーの1つだ。ソ…

ソフトウェア開発のレビューにおいて「不意打ち指摘にがっかり」を示す実験結果 

本エントリは2008/7/31にここ(オルタナティブブログの私のエントリ)で公開済みのものを加筆・修正したものである。 - オープンな(守秘義務のない)レビュー技術の適用評価実験をしていて感じたこと。このエントリとも関連する話だ。レビュー指摘で「その…

大食いレビューア/インスペクタ

本エントリは2008/6/23にここ(オルタナティブブログの私のエントリ)で公開済みのものである。 - 詳細がわかっていない大量のドキュメントやコードの潜在的欠陥を短時間で指摘する方がいる。私はそのような方を「大食いレビューア/インスペクタ」と呼んでい…

ソフトウェアの保守性、信頼性のトレードオフ

本エントリは2007/11/19にここ(オルタナティブブログの私のエントリ)で公開済みのものである。 - 長期にわたる保守を前提としたソフトウェアを開発していく場合、保守性(拡張性)、信頼性のトレードオフが問題となる。保守性は長期的、信頼性は短期的な観点…

影響力のあるアルゴリズム

本エントリーは2008/6/4にここ(オルタナティブブログの私のエントリ)で公開済みのものである。 - 5/20のgoogle blogの最後あたりにGoogleの検索アルゴリズムがここ数ヶ月で変更されることを示唆するような記述がある。もしそうだとすると、ものの売れ行き…